A natural field and satoyama with local plants and broadleaf trees, 2023.

reel

episode

コミュニティを作る

2021年。台風の被害、ショックから立ち直りつつあったなか、
今度はコロナ騒ぎ。どんどん人と人とのコミュニケーションが減り、息苦しい日々。
そこで前々から妄想していたコミュニティファームを作ろうと、鴨川市内に農場や里山に比べると里に近くアクセスにいい場所に農地を取得。
その場所は約2500坪。耕作放棄地が広がっていたがただ平らな場所ではなく、長年放置された小さな棚田、築187年の母家。蔵に厩舎など、
手を入れたら私たちの考える環境や循環を学びながら、人が集まれる場所が作れるのはないか?と思えるような場所に出会う。
半ば勢いだけで農地を取得し、やっぱり草刈りから開始、溝を掘り、環境再生に着手。
30年以上放置された棚田を再生するためには池を掘り、水路の整備も開始。
やればできると信じ、たくさんの仲間に支えられながら集中的に1年弱の時間をかけ、2022年、まず敷地内約400坪をお客様と作るシェアファームとして始動。

すべての場所が出来上がっていく工程も含め参加してもらいながら、私たちの農業や環境再生のことをシェアし、環境や自然のことを感じ、学びながら過ごせる場所をスタート。

加工場・直売所・カフェ

1年目からたくさんのお申し込みをいただき、15組の皆さんとの畑作り。F1品種は禁止、無農薬、無化学肥料をルールに、たくさんの野菜やハーブが収穫できた2022年。

楽しいコミュニティつくり

そして2シーズン目の2023年春。母家の改装に着手して 
naeme farmera stand と名づけ、加工場・直売所。カフェをopen.

更なるコミュニティ作りと地域の活性化、小さな農業の新しい形を発信していく。

大きなテーマは。農業・環境・食・子供。
そんなイベントやワークショップも定期開催しながら、楽しくくつろげる場所にしていきたい。